こんにちは。ペンギンモドキです！
UnityRoomでゲームを公開する際には、ビルド設定や、画面サイズの設定、フォントの設定等を調整することによって、スムーズな公開が可能になります。本記事では、これらの設定方法について解説します。
ビルド設定
ツールバー左上のEdit>Build Settingsを開きます。
Scenes in Buildでビルド対象に加えたいシーンを加えます。
Platformは、WebGLを選択し、Switch Platformを押します。
Platformの切り替えが完了したら、左下のPlayerSettingsを選択し、PlayerのSetting for WebGLのPublishing Settingsを選択します。Compression FormatをGzipにし、Decompression Fallbackのチェックを外します。
ProjectSettingsを消し、もう一度Build Settingsに戻ります。
DevelopmentBuildのチェックを外し、Buildを押します。リポジトリ直下にビルド結果を格納することはできないため、buildフォルダを別途作って、格納場所として選択しましょう。
画面が正しく表示されない場合
UnityRoomにゲームを投稿してみて、ボタン等のUIが正しく表示されない場合は、画面サイズの設定が正しくできていない場合があります。
このときは画面上部のGameタブから画面のサイズがFree Aspectではなく、適当なサイズが設定されていることを確認しましょう。もし設定されていなければ、1920×1080にするのがよいと思います。
続いて、Canvasを使用している場合は、
Canvas Scalarを変更する必要があります。UI Scale ModeをScale with Screen Sizeに設定し、Reference Resolutionを先ほど設定したサイズ(1920×1080など)に変更しましょう。
スマホでゲームを開いたとき、文字がうまく表示されない場合
UnityRoomに公開したゲームをスマホで開いたときに、文字が■■■のように表示されてしまうことがあります。
これは、文字の解像度が高すぎるために起こっていると考えられます。
ツールバーのWindow>TextMeshPro>FontAssetCreatorを選択してください。
Altas Resolutionを 4096に変更してください。この設定で、Generate Font Atlasを押し、生成されたフォントで元のフォントを上書きしてください。(※うまくいかなかった場合に修正が大変になると思うので、リポジトリごとコピーしておくなど、何らかの形でバックアップをとることをお勧めします。)
これにより、スマホで起動したときにも正しく文字が表示されるようになるはずです。
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